SPFスキンケアはばっちり
日焼け止めに表示されるSPF数値は、1cm2の皮膚に対して2㎎の日焼け止めを塗布した時の数値として表わされています。 これはどのくらいかというと、顔全体で500円玉大になります。 これはかなりの量で実際には平均的な使用料はその4分の1程度しか使用していないのです。 塗る量が半分になれば効果は半減なのかというとそうではなくて、なんと4分の1にまで効果は下がるのです。 まさにこれが塗ったつもりになって、年齢を重ねたのちにケアをしていたつもりが顔にシミをみつけるという原因なのです。
肌を守れているのか
PSFの数値はシミやしわを防ぐ効果を表すものではありません。 SPFは日焼けで肌が赤くなるサンバーンの現象がおこるまでの時間を何倍に伸ばすかということ測定して決められています。 では日焼け止めはシミができるまでの時間を何分までのばしてくれるのでしょう。 実は、日焼け止めでどのくらいシミやしわを防ぐ事が出来るのは実際のところはわかってはいないのです。 それはシミやしわができるのが何年かかる事と個人差も大きく、どの程度防いだかというのは測定するのが難しいのです。
肌の老化との関係
平均的に日本人の肌は、真夏の日差しの下では15分から20分でサンバーンを起こすと言われています。 では、シミやしわは何分後からできるのでしょうか。 一説によると、2分後にはこれーゲンを破壊する酵素遺伝子が誘導されるため、肌老化を日差しにあたってから2分後には始まっているといわれています。
シミやしわを防ぐには?
結局、どこまですれば完全に防げるのかは確実にはわかってはいないのです。 シミやしわに関して言えばSPFなどの数値にたよらず、極力日差しを浴びないというのが、今の一番の解決策ですね。
肌は過剰に守っても良い!
日焼けどめにファンデーション、日傘にUV手袋、あらゆるものを駆使している方を時々みかけますが、 まさにそれくらいしないと、紫外線対策をしているとはいいきれないでしょう。